
朝鮮人強制連行虚構論はどこが誤っているのか.研究史を踏まえ,検証.
ジャンル 書籍 > 人文・社会科学書 > 歴史日本十進分類 > 歴史・地理 > 日本歴史 刊行日 2005/08/24 体裁 四六・上製・290頁 ISBN 9784000238311 Cコード 0021
この本の内容
近年喧伝される朝鮮人強制連行虚構論はどこが誤っているか.一方,旧来の強制連行論はいかに再定義されるべきなのか.膨大な史料を踏まえ,従来の研究史も問い直しつつ,強制連行の実像について強制労働,民族差別も視野に納めながら第一人者が意欲的に提示する.現代史の論争的主題に関する注目の書き下ろし.-強制連行の実像をいかに理解すべきか 確かな史料に依拠して、論争的主題への新たな解釈を試みる■編集部からのメッセージ本書は,朝鮮人強制連行とは何であったのかを,膨大な史料に依拠して明らかにした本です.この間,「朝鮮人強制連行説は虚構だ.教科書から削除せよ」という意見も提起されるなかで,この分野の専門家がどのように反論するかが注目されてきました.なぜなら,戦時中に日本に来ることを余儀なくされた朝鮮人労働者のすべてが,手錠で拘束されて連れてこられたわけではありません.「連行」の形態,差別の実相などを総合的に捉えて,強制連行論を深化させていくことが専門家に求められていたのです. 本書では,見事にその課題に答えを出しました.強制連行,強制労働,民族差別という三側面を含む概念として,朝鮮人戦時労働動員を説得的に位置づけました.これならば,「朝鮮人強制連行説は虚構だ」という議論にただ反論するだけでなく,従来の研究水準を一歩前進させた議論として,多くの読者にご理解いただけると思います.この主題についてどんな見解を持つ方にとっても,本書は必読の書です.また歴史教育に関わられている読者にとっても,活用いただける本です.是非ご一読ください.
目次
序章
著者略歴
山田 昭次(やまだ しょうじ)
夜雨聆风