【中国・現地速報】Appleが中国App Storeの手数料を全面引き下げ、標準25%・ミニゲームは12%へ
中国のiOSゲーム開発者・パブリッシャーにとって、極めて重要な朗報が飛び込んできました。Appleは公式に、2026年3月15日より中国本土のApp Storeにおける手数料(いわゆる「Apple税」)を全面的に引き下げることを発表しました。この改定により、通常のアプリ開発者はもちろん、近年急成長している「ミニゲーム(小遊戯)」の開発者も大きな恩恵を受けることになります。
■ 発表された新しい手数料率
今回の改定による具体的な引き下げ内容は以下の通りです。
標準手数料(アプリ内課金、有料アプリ):
従来の 30% から 【 25% 】 へ引き下げ
中小開発者プログラム & ミニプログラムパートナー:
従来の 15% から 【 12% 】 へ引き下げ
自動更新サブスクリプション(継続1年以上):
同じく 【 12% 】 へ引き下げ
■ ミニゲーム市場への「連続的な負担軽減」
今回の調整は、これまでのAppleのエコシステム政策の延長線上にあります。
Appleは2020年に、年間収益100万ドル以下の中小開発者を対象とした「App Store Small Business Program」を導入し、手数料を15%に引き下げていました。
さらに記憶に新しい2025年11月には「ミニプログラムパートナープログラム」を展開し、テンセント(Tencent)のWeChatミニゲーム(微信小遊戯)を含むアプリ内課金の手数料を15%とすることで合意し、業界を騒然とさせました。
かつては一律30%だった手数料が、まずは15%へと半減され、そして今回の改定でさらに12%へと連続で引き下げられることになります。これにより、ミニゲーム開発者の手元に残る収益は大幅に増加します。
■ 業界全体への直接的な利益還元
標準手数料が一気に5%下がり、優遇税率も3%下がる今回のAppleの決定は、中国iOSゲーム市場全体にとって「コスト軽減・利益率向上」の起爆剤となります。
莫大な売上を誇るテンセントや網易(NetEase)、米哈遊(HoYoverse)などの大手メーカーはもちろんのこと、限られた予算で戦うインディーチームや小規模なミニゲーム開発者にとっても、手元に残るキャッシュが増えることで、さらなるコンテンツ開発やプロモーションへの再投資が可能になります。2026年の中国ゲーム市場をさらに活性化させる、極めてポジティブなニュースと言えるでしょう。
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