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【日语阅读】“问AI平安贵族,答法国贵族”:生成式AI正在怎样影响孩子?

【日语阅读】“问AI平安贵族,答法国贵族”:生成式AI正在怎样影响孩子?

宿題をAIに丸投げ? 生成AIの学力への影響は

「生成AIが大切なのはわかるけど、学力下がるのでは」

こんな心配をする保護者も少なくないのではないでしょうか。

子どもたちの間で急速に生成AIの利用が広がる中、文部科学省も2030年度以降の学習指導要領で「生成AI」の活用を盛り込む方針を示しています。

一方で、学力低下への懸念などから世界では規制を始める動きも出ています。子どもたちは生成AIとどう向き合っていけばいいのか。

最新の国際学力調査や研究を取材しました。

(社会部記者 太田直希)

AIに聞いたら「平安貴族」が「フランス貴族」に

「子どもが出してきた宿題の回答に驚きました」

こう話すのは都内の小学校の教員です。

“我知道生成式AI很重要,但会不会导致学力下降?”有这种担忧的家长恐怕不在少数。在孩子们中间生成式AI的使用迅速扩大的背景下,日本文部科学省也提出了在2030年度以后的学习指导要领中纳入“生成式AI”活用的方针。另一方面,出于对学力下降的担忧,世界范围内也开始出现监管动向。孩子们应该如何面对生成式AI?记者采访了最新的国际学力调查和研究。

「平安時代の貴族の暮らしについて調べてくるように」と宿題を出したところ、ある児童が書いてきた答えは「ドレスを着てパーティーをする」といった内容でした。

不思議に思って尋ねると、「生成AIに『貴族の暮らしを教えて』と聞いて、出てきた答えをそのまま書いた」という答えが返ってきたといいます。

老师布置了“调查平安时代贵族的生活”的作业,结果有个孩子交上来的答案是“穿着礼服参加派对”之类的内容。老师觉得奇怪便去询问,孩子回答:“我问了生成式AI‘告诉我贵族的生活’,然后把出来的答案直接抄了。”

「平安時代の」と入れないまま「貴族」とだけ尋ねたところ、AIはフランスの貴族について説明していたのです。

この教員によると、こうした子どもは少なくなく、最近はAIが作った文章をそのままコピペして提出するケースも見られるようになっているといいます。

由于提问时没有加上“平安时代的”,只问了“贵族”,AI便解释了法国的贵族。据这位教师说,这样的孩子不在少数,最近把AI生成的文章直接复制粘贴提交的情况也越来越多。

生成AI 10分間使っただけで忍耐力が低下!?

海外では生成AIが学力に与える影響についても研究が進んでいます。

アメリカのカーネギーメロン大学やイギリスのオックスフォード大学の研究チームは「AIを10分間使用しただけ」でも粘り強く問題を解決する人間の忍耐力が低下すると指摘しています。

研究ではオンライン上で集めた1000人規模の成人を対象に「AIあり」と「AIなし」の2つのグループに分けて、算数や文章読解力のテストを行いました。

「AIあり」のグループは、前半10分程度はAIに補助してもらいながら問題を解き、後半は使用を禁止します。すると「AIあり」のグループはAIを使用している前半は高い成績を記録したものの、AIが使えなくなると成績は大きく低下しました。

海外关于生成式AI对学力影响的研究也在推进。美国卡内基梅隆大学和英国牛津大学的研究团队指出,“仅仅使用AI 10分钟”,人类坚持不懈解决问题的忍耐力就会下降。研究中将在线上招募的1000名左右成年人分为“有AI”和“无AI”两组,进行算术和阅读理解测试。“有AI”组在前半约10分钟借助AI解题,后半禁止使用。结果“有AI”组在使用AI的前半段成绩很高,但AI不能使用后成绩大幅下降。

結果的に全体で見ると「AIなし」のグループに比べ正答率が低下し、分からない問題を解こうとしない割合が2倍近くに増えたということです。

さらに「AIあり」のグループの6割は、補助としての機能ではなく、テストの答えそのものをAIに求めるなど自力で解かなくなる傾向が見られたということです。

从整体结果来看,与“无AI”组相比,“有AI”组的正确率下降,遇到不懂的问题不去尝试解决的比例增加了近两倍。此外,“有AI”组中有六成的人不是将AI作为辅助工具,而是直接向AI索要测试答案本身,出现了不再自己解题的倾向。

生成AIを使いすぎると学力低下か?!

また生成AIの利用と学習成果との関係も分析されています。

先月、公表された国際学力調査「PISA」によると、情報リテラシー教育を受けている子どもたちの場合、月1~2回、生成AIを使う子どもたちの科学の平均得点は558点、週1~2回だと560点でした。

しかし、ほぼ毎日利用すると平均得点は534点と逆に20点ほど低くなっていて、生成AIを使いすぎる子どもたちは、得点が低くなる傾向がみられました。

同様に文章の要約や作文の下書きに生成AIを使う子どもたちは、得点が低くなる傾向もみられたということです。

上月公布的PISA国际学力调查显示,在接受过信息素养教育的学生中,每月使用1~2次生成式AI的学生科学平均得分为558分,每周使用1~2次则为560分。但几乎每天都使用时,平均得分反而降至534分,低了约20分,呈现出使用生成式AI过多的孩子得分偏低的趋势。同样,使用生成式AI进行文章摘要或作文草稿的孩子,得分也呈偏低倾向。

世界で始まる生成AI規制

生成AIの教育利用をめぐっては、海外では慎重な姿勢をとる国や自治体も出ています。

ノルウェーは2026年6月、小学校での生成AI利用をほぼ禁止しました。さらにアメリカ・ニューヨーク市では9月から1年間、公立の小中学校での利用を原則禁止としています。子どもの思考力や学習習慣への影響を懸念しているためです。

ただしこうした動きは世界でみると限定的で、多くの国は全面的な禁止ではなく、安全に活用するためのルールづくりを模索しています。

围绕生成式AI的教育利用,海外已有国家和地方政府采取谨慎态度。挪威于2026年6月几乎禁止了小学使用生成式AI。此外,美国纽约市从9月起一年内原则上禁止公立中小学使用,原因是担忧对孩子思考力和学习习惯的影响。不过,这类动向在全球来看仍是有限的,许多国家并非全面禁止,而是在摸索制定安全活用的规则。

学習指導要領にAIが入る時代

では日本ではどうなのか。

4年後に実施される新たな学習指導要領について文部科学省の審議会は、小中学校の教育内容に生成AIの活用を初めて盛り込むなど情報教育を大幅に拡充する方針をまとめています。

那么日本呢?关于4年后实施的新学习指导要领,文部科学省的审议会已汇总方针,将首次在中小学教育内容中纳入生成式AI的活用,大幅扩充信息教育。

生成AIをどう活用するか学校の模索

こうした国の方針も踏まえて教育現場では生成AIの活用に向けた模索が進められています。

静岡県牧之原市の中学校で先月、行われた生成AIを活用した国語の授業を取材しました。

基于国家这一方针,教育一线也在推进生成式AI活用的探索。上个月,记者采访了静冈县牧之原市一所初中使用生成式AI的语文课。

松尾芭蕉の俳句の解釈について、生徒が気づいたことをAIに打ち込みます。するとAIは異なる視点で解釈を提案。生徒たちは自分の考えとAIの解釈を比較しながら、考えを深めていました。

当初、この学校では、教員から生成AIを使うことで、単なる検索や調べ学習の作業になり、教科の本質に迫る学びにつながらないのではないかという不安の声があったといいます。

そこで学校では、AIが出した答えをもとに議論や自分の考えを深めることを意識して授業を行うことで、自分で考える力を育てようとしているのです。

关于松尾芭蕉俳句的解释,学生把自己留意到的信息输入AI,AI便从不同视角提出解释。学生们将自己的想法与AI的解释进行比较,从而加深思考。据说这所学校当初也有教师担忧,使用生成式AI会变成单纯的搜索和查资料,无法触及学科本质。于是学校有意识地让课堂基于AI给出的答案进行讨论、深化自己的想法,以此培养自己思考的能力。

牧之原市立相良中学校 宮部真崇教頭「子どもの意見とAIの意見を比べる。比較して、よいところはよいけれど、僕らの意見のほうがこちらはよいよね、という授業ができてくれば」

答えを出さないAIも

さらに、「考える力」を伸ばすことを目的としたAIも登場しています。

ある企業が開発した学校向け生成AIでは、「なぜ月の満ち欠けが起きるのか」と質問しても、すぐに答えは返ってきません。

代わりに、生成AIからは「月は自分で光っていると思う?」「何かの光を反射していると思う?」と質問が返ってきます。

こうした質問をもとに子どもは生成AIと対話を繰り返し、自ら答えにたどり着く仕組みです。この生成AIソフトは、おととしから学校への提供が始まり、すでに1000校以上に導入されているということです。

取而代之的是,生成式AI会反问:“你觉得月亮是自己发光的吗?”“你觉得它是在反射什么光吗?”孩子基于这些问题与AI反复对话,自己一步步找到答案。这款生成式AI软件从前年开始向学校提供,目前已导入1000所以上学校。

学校向け生成AI開発会社 山地暸代表「AIが子どもの考える時間を奪ってしまうという懸念があると思います。一方で、AIによってむしろ子どもの考える時間を引き出す機会を増やしたい」

急速に進展する生成AIに子どもたちはどう向き合っていくべきなのか。

世界各国の教育に詳しいOECD教育・スキル局の池田京シニアアナリストは次のように話していました。

OECD 池田京シニアアナリスト「生成AIをめぐっては期待と懸念の双方が広がり、科学的な知見も日々更新されている。大切なのは変化を前向きに受け入れ、各国が経験や知見を共有しながら、世界の子どもたちにとってより良い解決策を探っていくことだ」

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